レイテンシーの設定
レイテンシーの設定
手順
@「オーディオデバイスの選択・切り替え」の手順を実行
Aコントロールパネルボタンをクリック
Bユーティリティーでレイテンシーを指定
COKをクリック
サンプルレート、ビット深度の設定
サンプルレートやビット深度はソング作成時に指定します。
後から変更しるにはメニューのStudio One⇒オプション⇒ソング設定⇒一般
サンプルレートとは?
一般的な音楽CDデータはサンプルレート44.1kHzでビット深度は16ビットで記録されています。
これは1秒間に44100回音の情報を採取していて、採取ごとの音量の大小を16bitで表現しているということです。
実用的な知識としては、もらったオーディオをStudio Oneに読み込んだら、早回しになった、遅くなったといった原因にはサンプルレートの設定が録音時と違っていたということが挙げられます。
書き出し時に設定をしっかり確認するか、読み込む前に変換して一致させておくことが基本です。
ブラウザのプール内では、オーディオデpタの詳細を確認できます。
また右クリックから「ファイル変換」でレートやビット、形式などの変換も可能です。
なお、44.1から48kHzに、もしくは16から32bitにと、より高い数値に変換しても元のデータの密度が補われて高品質になるということはありませんが、エフェクトのプラグインの処理が細やかであるといったメリットはあります。
レイテンシーのおすすめの設定
おすすめの設定は録音時と編集時でレイテンシーを変更することです。
録音作業時はレイテンシーは小さくし、編集時は大きくして安定度を重視します。実際にはリバーブなどの空間系は少々遅れても構いません。
逆にタイトなリズムでモニターをオンにするとエコーややまびこが発生して演奏しにくいでしょう。
またアンプシュミレータを使うなら、エフェクト音なしではプレイヤーの演奏に支障がでます。
レイテンシーを極力小さくして、かつ音切れがないように微調整する一手間が必要かもしれません。
どこまで、レイテンシーを下げれるかは、コンピュータの性能とオーディオインターフェイスの性能にかかってきます。
なのでDAW作業は映像処理レベルでなくてもそこそこのPCのスペックを備えている必要があります。コアi7でメモリ16GBは装備しておきたいものです。
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