宅録で生ドラムっぽい音を録る

宅録で生ドラムっぽい音を録る方法

私はバンドサウンドが好きなので、どうしても気になるのがドラムのサウンドです。

 

DAWソフト上でドラム音を打ち込みで入れてみたことはもちろんあるのですが、
どうしても好きになれず、宅録においてはアコギのボディを叩いてリズムをとったりしていました。

 

「電子ドラムで実際に自分のリズムで叩けば?」と思った方、
それももちろん考えたのですが、私は集合住宅の4階に住んでいるので、
電子ドラムはどうしてもバスドラを踏む振動が下の階に響くみたいなのです。

 

私、自慢ではありませんが、一度上の階の方と音で揉めていまして、
夜中(11時ぐらいなんでそこまで夜中でもない)や早朝(8時前ぐらいなんでそこまで早朝でもない)に音を出しているという理由で、怒鳴りに来られました。

 

なので、電子ドラムも防振対策をすれば、もしかしたら大丈夫なのかもしれませんが、
ちょっと怖くて控えています。

 

そういう理由で電子ドラムは諦めていたのですが、
電子ドラムも使えない状況の中でも、打ち込みドラムではなく、
人間のリズムでドラムサウンドが宅録できるものを発見しました。

 

それはiphoneやipadのアップル製品にデフォルトで入っているアプリ「Garage Band」です。

 

ipad Garege Band

 

 

このマークですね、iphoneを使っている人はみたことはあると思います。
ただ使ったことがない人がほとんどだと思います。
音楽をやってきた私でさえ無視して生きてきました 笑

 

このアプリは音をアプリ内で作ったり録音したりして、それを重ねて音源にすることができる優れものアプリです。

 

この中にドラムの音が内蔵されていて、

 

・アコースティックドラム
・エレクトロニック
・Sumart Drum
・その他サウンド

 

と4つのジャンルに分かれています。

 

この中から、アコースティックドラムを選ぶと、ドラムセットの画が出てきます。

 

ipad Garege Band

 

 

アコースティックアイコンを押すと、ドラムセットの画面が出ます。
画面のドラムを叩けば音が出ます。
そうです、ようはこれをパッドドラム変わりに使ってリアルタイム録音するということです。
パッドドラムを買えばそれで事足りるのですが、持っていない方は、
iphoneでも使えるということです。

 

ドラムキットの種類は7種類

 

・Bluebird
・Classic Studio Kit
・Live Rock Kit
・Retro Rock
・Roots
・SoCall
・Vintage Kit

 

と揃っていて、パッド感度も調整できて、より生ドラムっぽい音がでます。
強く叩けば強く鳴り、弱く叩けば弱く鳴ります。

 

これをPCのDAWで録音するには、AUXケーブルを繋いでオーディオインターフェイスに繋いで、
あとは楽器のライン録音の要領で録音すればオッケーです。

 

そうです、指ドラムです。
この手法をしっかり成立させる決め手として、指ドラムの腕前がいるということを
お伝えしておくことを忘れかけていました 笑
以下動画は私が下手くそなりに叩いた動画です。難しいことはやってません。
音をご確認ください。

 

 

 

腕前というのは大げさな言い方でした、
ちょっと練習すれば簡単なリズムなら結構すぐに叩けるようになります。
ドラム経験がある人は一瞬です。

 

いや、これは難しい!という方は、ハイハットとスネアバスは別に録って
あとでミックスする手法ならとても簡単です。

 

クリックにあわせて、仮リズムギターと仮ベースを先に入れておいて、それを聞きながら録音すると叩きやすいです。

 

これなら打ち込みでドラム作るわ!と思った方はそれでいいと思います 笑
今回はどうしても打ち込みドラムの音が嫌やねん!という方にお勧めしている手法です。

 

以下のレミオロメンの3月9日は音源はこのやり方で録った音です。

 

 

 

 

 

結構いい感じじゃないですか?

 

DAWはStudio One、インターフェイスはローランドのSuper UA、
ギター、ベースはライン録り、アコギもマイク録音で薄くいれてます。
そしてドラムはipadのガレージバンドです。