宅録のすすめ

テクノロジーの進歩

1人で音楽をやることに不自由しない時代がきた。いまや自宅をレコーディングスタジオ代わりにしてプロにもひけをとらないほどのクオリティが高い音源を制作できる時代だ。

 

なぜそんなことが出来るようになったというと、簡単にいうとテクノロジーの進歩によって安価でレコーディングできる機材を素人が手に入れられる時代というとである。そして、それをその制作物を簡単に個人単位で世界に発信できる時代だ。

 

すばらしい現代

 

なんてすばらしい現代なのでしょうか。昔、夢を抱いきバンドを組んでスターを目指した人が40歳もすぎてまた音楽をやろうと1人で音楽を制作し活動をはじめることも可能なのである。そう、若いときと違って自由に時間が取れなくなってきているのだから自分のペースで空いたときに家で音楽活動をするという生活である。今、まさに僕がそれを始めようとしている。いや、始めている。このまま仕事に追われて年をとっていき、死んでいくのを想像したとき、ぞっとした。

 

やりたいことはやろう

 

やりたいことはやろう。その気持ちがあれば、やれる時代なのだから。情報発信であろうが、芸術発信であろうが政治イデオロギーであろうが、自分の考えや魅力や能力をもてあましていると感じている人、若い人から僕みたいな40代のおっさんや70歳をこえたご高齢の方まで誰だってできる。

 

自分の直感にしたがってやればいいんだ。
まずは始めることが大事。

 

ということで宅録をして、ユーチューブに音源動画をアップしてスターになろうという企画が始まりました。

 

宅録に必要なもの

 

今回は自宅で楽器を録音してプロに近い音源をつくるというスタイル(打ち込み系ではない)にフォーカスして最低限必要なものを紹介していきます。

 

@音楽が好きという気持ち
A楽器
Bコンデンサーマイク
Cオーディオインターフェイス
DPC
EDAWソフト
Fモニターヘッドフォン

 

 

こんなところでしょうか。ひとつずつ説明していきます。

 

@音楽が好きという気持ち

 

これは、本当に絶対必要です。なぜかというとこれがないと絶対途中でめんどくさくなってやめます。宅録というのは1人で多重録音するんですからけっこう気が遠くなるぐらいめんどくさいときがあります。

 

僕の場合の手順を紹介すると

 

@曲をつくる。あるいはカバーする曲を決める。
Aクリックにあわせて弾き語りを録る
Bドラムのバススネア仮録り(フィンガードラムです)
Cベース仮録り
Dバッキングギター仮録り
Eバススネア本録り
Fベース本録り
Gバッキングギター本録り
H歌、コーラス本録り
Iリードギター、またはハーモニカ録り
Jミックスダウン
Kマスタリング

 

という過程です。これで音源が出来ます。この音源を動画編集ソフトに入れて動画ファイルとして書き出します。それをユーチューブにアップロード。著作権はユーチューブがジャスラックと包括提携しているのでジャスラック管理音源であるなら問題なしです。

 

いや、なかなかの作業ですね。なれない場合は1つ完成するまでに何日もかかりそうですね。こういう作業のなかで、音楽がめちゃ好きでたまらないという人でないとしんどくなってきます。必ず。

 

いかなるときも自分の声を好きであれ

 

あとこれも絶対に必要なことですが、いや、これが一番大事ですね。これは必須です。何かというと

 

自分の奏でる音楽が好きであること。
特に声が好きであること

 

自分で自分の声が好きでないと、ミックス時にやめます。気持ち悪くなってきます。昔、僕がそうでしたから。今は自分の声を気に入っています。けっこう心から気に入っています。

 

この「自分大好き」という気持ちを大切にしてください。これが宅録のキモになりますから。

 

次は楽器や機材について説明していきます。

機材や楽器について

では必要な機器について説明していこう。

 

このサイトは「スタジオで録ってもらった音源に引けをとらない音源」を作るという目的で進んでいきます。そのための最低限の楽器や機材を紹介していきます。

 

楽器

 

アコースティックギター、エレキギター等の楽器。キーボード等のMIDI楽器でもいい。

 

これは正直、値段は関係ありません。安物には安物の音が、高級物には高級物の音がありますからそれをしっかり奏でているかどうかが大切です。

 

楽器にこだわることも大切ですが、
それよりもまずはプレイにこだわってください。

 

あとはタンバリンやハーモニカ等の生楽器もあればいいですね。すこし入るだけで全然違ってきます。マラカスとか。

 

 

マイク

 

コンデンサーマイクは一本買ってください。おすすめはこちらです。
RODE NT1-A

 

ボーカル、アコースティックギター、ハーモニカ、タンバリンを録るなど生音を録るマイクとしてとてもコストパフォーマンスが優れています。スタジオなどに行って録音するときにも、よくこれを見ますよね。ダイナミックマイクでは表現できない感度で録音をしてくれます。

 

簡単に「めちゃ音いいね!」と言わせたい場合に有効です 笑

 

素人が聞いても、けっこう分かるレベルで音がクリアになるのです。だから、ある程度のクオリティにする為にはコンデンサーは必須とさせて頂きました。

 

コンデンサーマイクを使ったことのない人は一度ぜひデビューしてみてください。自分の歌に自信がない人はけっこう打ち砕かれると思いますが…笑

 

あとはエレキギター録音用のダイナミックマイクの紹介です。

 

シェアSM57

 

これは定番ですね。宅録なんで、エレキギター録音は基本は宅録なんですがアンプを持っていて、音が出せる環境の人はこれでアンプの音を拾ってください。
これでオッケーです。

 

基本的に自分がつかっている機材を紹介していくということなんですが、ほとんどが定番でもあるんで是非参考にしてみてくださいね。

 

次はパソコンとDAWソフトについてです。

 

mic