オートメーション機能について
オートメーション機能は、パラメーターの動きを「エンベローブカーブ」として連続的に記録・編集することができ、
再生時は忠実に再現されます。
ここでは、ボリュームフェーダーやパンポットの動き、エフェクトのパラメータの変化やオン・オフ、インストゥルメントの設定などを
自由に操って、作品内での表現や演出の幅を広げる方法を見ていきましょう。
フェーダーのオートメーション操作
手順
@インスペクターを表示(F4)
Aインスペクターの表示領域を調整
Bフェーダーを操作するトラックを選択
Cフェーダー上で右クリック>ボリュームオートメーションを編集を選択。
⇒トラックの表示がオートメーションモードに切り替わります。
Dオートメーションモードに「ラッチ」を選択
Eソングを再生
Fボリュームフェーダーを操作
G停止したらオートメーションモードを「リード」に変更
H再生⇒記録されたとおりフェーダーが動きます。
※オートメーションに対応している項目では、右クリックすると「項目名 オートメーションを編集」という
メニューが表示されます。選択するとオートメーション画面がその項目用のエンベローブ表示に変わります。
オートメーションモードの切り替え
モードの設定によっては、再生するだけでエンベローブが書きかえられてしまいます。
予期せぬ変更を防ぐためにもしっかりモードを把握しておきましょう。
オフ
オートメーションが無効になります。
リード
既存のオートメーション情報を読み込み作用します。オートメーションの書き込み後はこのモードに
しておきましょう。
タッチ
操作しているときだけその動きを書き込みます。操作をやめると既存のエンベロープが優先されて作用します。
比較的扱いやすいモードですが、予期せぬ書き込みを防止するためにも、操作が終わったらリードにもどしましょう。
ラッチ
ラッチにセット後、操作するまでは既存のオートメーションが作用しますが、少しでも動かすと書き込みを始めます。
ライト
再生と同時に現在の状態を書き込み始め、停止するまで完全に上書きされます。
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